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月山 2007年9月

(月山八合目駐車場〜佛生池〜山頂までの往復) 5時間40分


羽黒山,湯殿山,月山は出羽三山と呼ばれています.その中で最も標高が高いのが月山で, 日本百名山の一つでもあります.

 

今回は八合目まで車で行って山頂までを往復しました(羽黒ルート). 比較的なだらかですが距離が長く,相当頑張って歩いても往復で5時間40分かかりました. 反対側から登るコース(姥沢ルート)もあり,そちらの方が所要時間は短いし 駐車場も広いのですが,最後に急な登りが1時間続くという話なので,こちらのコースを選びました.

 

トイレは月山八合目駐車場,佛生池,月山山頂小屋の所にあります. 水洗化などのために相当費用がかかっているそうなので,利用の際は一回100円の寄付をしましょう. ちなみに八合目レストハウス,月山中の宮,月山山頂小屋は営業していましたが, 月山神社などは閉まっていました.


弥陀ヶ原湿原内の木道 湿原の様子 登山道の様子
弥陀ヶ原湿原内の木道
最初は普通の湿原散策といった感じです. 反対側に向かえば御田原参籠所があります.
湿原の様子
池があちこちに点在しています. ここに限らず月山はちょっと平らなところがあれば大抵池があるような気がします.
登山道の様子
このあたりは比較的ぬかるんでいて,石の上でも滑りやすいかもしれません.

鳥海山 あれが月山山頂だろうか? 丸い飛び石
鳥海山
中央付近にちょこっと見えているのが鳥海山と思われます.
あれが月山山頂だろうか?
ずいぶん歩いたつもりなのに,まだ30分しか経っていません. 途中にある佛生池にもたどりついていません.
丸い飛び石
丸くて平らな飛び石が置いてある場所もたくさんあります. 多くの場合,この丸い石は安心して踏むことが出来ます. 例外もありますが,かなり助けられました.

佛生池小屋 仏生池小屋を振り返る オモワシ山
九合目の佛生池小屋
小屋の前に池があります.小屋は閉まっていましたが, 向かって左側にあるトイレは使用可能でした.
仏生池小屋を振り返る
かなり登ったつもりなのですが,まだまだ先が長いのです.

オモワシ山
ここがオモワシ山のようです.

オモワシ山付近の紅葉 行者返し 行者返しの上の神社
オモワシ山付近の紅葉
日が当たるとなかなかきれいです.

行者返し
役行者が月山を参拝しようとした際, 月山大神に『まだ未熟』ということで羽黒山に帰らされた場所とのことです.
行者返しの上の神社
急な斜面を登って右側に小さな神社がありました.

石畳の道 ごろ石の道 木道
石畳の道
一見,とても良く整備された石畳ですが,たまに浮き石も混じっています. ストックの先が挟まりやすいです.
ごろ石の道
石がごろごろと転がっています.靴やストックの先が石の間に挟まってしまうこともあります.
木道
さすがに乾燥した木道の上は歩きやすかったです.

木道 月山神社 月山山頂小屋
木道
山頂に近づくとウサギギク,アザミ類,チングルマ,ハクサンイチゲなど 意外にたくさんの植物を見ることができました.
月山神社
先週(9月の半ば)までは開いていたのですが,下旬以降は閉まっていますので, 参拝記念グッズが買えないかも.
月山山頂小屋
営業終了かと思ったのですが,開いていました.トイレは建物外にあります.

月山神社と月山山頂小屋 紅葉 月山中之宮の巨大ウサギ
月山神社と月山山頂小屋
平らな方にすこし進んで,後ろを振り返ったところです. 高いところに月山神社,手前に山小屋があります.
紅葉
木によってはこのように真っ赤に紅葉しています. あと一週間もすればかなり色づくのではないでしょうか.
月山中之宮の巨大ウサギ
湿原に戻ってきてから,中の宮経由のコースをたどって駐車場に戻りました. お守りなどはここで買えます.

コメント:車で八合目の駐車場まで行くと,1合目,2合目,...とくねくねの山道を登ることになります. 待避所があちこちにありますが,バス等の大型車も通りますので気をつけて. たまにバックせざるを得ない状況に陥っている人もいました. 近くの姥ヶ岳の辺りにある月山スキー場は夏スキーが楽しめるそうです.

 

古くから信仰登山の山として知られています. 山頂の月山神社が閉まっているこの日も,月山神社に参拝に行く白装束の団体に出会いました.